そのねこが学ぶとき

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『RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発』読了〜「設定より規約」なら、規約をまず知りたい

Rails入門の定番書。このブログで何度か読んでいる途中経過を報告してきたか、ようやく読み終えることができた。読了というか、読み終わったのはもうだいぶ前ではあるんだけど。しかし予定していた以上に時間をかけてしまった。。。最初は写経しながら読んでいたのだが、どうにも時間がかかりすぎてイライラしていて、途中からはザーッとRailsの概略を掴むためだけのような読み方になってしまった。写経した方がやっぱり頭には入ると思うのだけど、それでサンプルアプリを作ったところで、応用してすぐ自分のアプリを作れるとは限らなくて、なんとももどかしい。結果としてはまだ消化しきれてなくて、行ったり来たり読み返しながら自分なりにアプリを作り始めているのが今の段階。

この本は表題通り、架空のアジャイル開発案件を進めるかのように、徐々にRailsアプリを作る過程をなぞっていくことで、Railsで出来ること、Railsでアプリを作ることを教える構成を取っている。なので実践的でわかりやすい反面、解説なしにいきなりソースを提示されたりもするので「なぜこういうコードで動くのか?」が掴みにくいことも少なくなかった。アプリの完成まで読み進めると、その後に「Rails詳説」としてRailsの規約やらフレームワークを解説するページが現れるのだが、個人的には正直逆の構成の方が掴みやすい。あるいはアジャイル開発を1段階進めていくごとに、そこで書いたソースの詳細な解説を挟むようにしてほしい。

というのも、Railsはコードを省略したり、フレームワークによって自動生成されたりするものが非常に多い。だから初見ではどこまで書けば良いのか、どこからオートで作り上げてくれるのか、感覚が掴めないのだ。俺はウェブアプリケーションとしては初歩的なJavaアプリの経験しかないのだが、それと比べてRailsのアプリ構築は遥かに簡単な印象を受ける。正確に言えば、自分で書かなくてはならない部分が少ない。しかしそれ故に、手で書かなかった部分がどう動いているのかがわかりづらく、技術を手中に収めた感覚がない。Javaのウェブアプリはプラグインなどを使わない限りは「書いたものが動く」感覚だったので、手とアプリが連動しているという錯覚があった。

本書のような「実際に作る過程を見せる」という技術書は世の中に数多くあるし、基本的にはその方が「わかりやすい」本になるのだと思う。が、ことRailsに関しては作る前に「Railsは何を成してくれるのか」を解説してくれる本が必要なんじゃないかと。もちろん、本書においては「Rails詳説」の章がその役割を果たしているわけで、もう少し読み込まないとRailsをモノには出来そうにない。

次の本としては、これまた定番であるレシピブックを買った。これとRails詳説を片手に、Railsがどう動くのか?を学びながら、まずはローカル環境でアプリを作ってみる。外観まで含め、年内にきちんと形になるところまで持っていきたい。

Rails3レシピブック 190の技
高橋 征義 松田 明 諸橋 恭介
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